ドラゴンモデルズ製、2008年発売のドイツ国防軍第2軽師団第1偵察大隊騎兵部隊所属のスタニスラス・コルズィグ中尉のフィギュアになります。襟がダークグリーン色のM36フィールドジャケットを着用しています(1940年には戦争が長期化するに連れ生産工程の簡略化の為、襟がジャケットと同じ生地のM40の支給が開始されました)。また内腿部分が、革製の乗馬用ブリーチを着用しており一眼で騎兵だと分かります。ドイツ軍は軍馬を重要な移動及び輸送手段と位置づけ終戦まで積極的に活用し続けました。1939年のポーランド侵攻時にドイツ国防軍は装甲戦力として第1〜第5及び第10の計6個装甲師団、更に騎兵部隊を含む第1〜第5の計5個軽師団を保持していました。翌年のフランス侵攻時には既に10個装甲師団と数が大幅に増強された結果、軽師団は中途半端な戦力と見なされ装甲師団に吸収される形で解隊され姿を消すのですがフィギュアのタイトルに"ポーランド1939年"と有る様に特に東部戦線に於いては(イタリア半島の山岳地帯での部隊展開も有名)山岳部の車輌が通過困難な地域での偵察任務の機動性の良さを買われ騎兵偵察部隊は終戦まで存続します。フィギュアに付属のフィールドキャップ肩章には騎兵の兵科色の鮮やかなゴールデンイエローのパイピングが施されています。付属品としてオートバイ兵用のゴーグル、フィールドトーチ双眼鏡が付きます。ベルトには右腰部にマップケースを背後部にはワルサーPPK拳銃用ホルスターを予め装着しました。経年劣化でベルトが扱い難くなる前に装備品を装着する方が良いと考えての事です。手持ちのフィギュアの中でも比較的新しいため箱も含めてコンディションは良い状態を維持しています。ご興味がお有りの方、3N条件付きで宜しくお願い致します。