ロンソンのオイルライターで恐らくは1940年代のWHIRLWIND（アメリカ製）と思われます。 このWHIRLWINDというオイルライターは、元々は1940年頃の当時の第2次世界大戦へのアメリカ合衆国としての参戦気運が盛り上がっていた時代にブランドが確立されたもので、戦線に赴く兵士に大量に支給されたと言います。 また戦場に赴くということから、WHIRLWINDの金属缶体の反射光を防ぐため、黒いラッカー塗りとしていたと資料にあるようです。 そうした面から今回のWHIRLWINDは、エンジンタン柄でありながら暗色の加工（鼈甲色）が施されており、使用に伴う手擦れで表面と左右部分は相当剥がれ落ちが見受けられます。 また、表面のエンジンタン柄部分を見ると、当然のことながら全面に暗色加工がされているのではなく、柄と柄の間の隙間部分に加工が施されており、細かな細工が見受けられることから、多分高級将校、もしくは下士官クラスの持ち物ではなかったかと想像されますね。 恐らくは1940年代の製品とした理由の大部分がこの表面加工にあり、また使用感もそれに相応しい感じです。 このWHIRLWINDの生産は、前期タイプと後期タイプとに分けられて、アメリカ本土と英国において生産され、格納式の風防部分に機種名のWHIRLWINDと刻まれているのが前期タイプ。一方、本体底面にWHIRLWINDと刻まれているのが後期タイプとされています。 製品は後期タイプで、底面にWHIRLWINDと刻印されています。相当な使用歴が忍ばれるものの、ヤスリのヘタリは少なく、着火の不安はほぼほぼ感じられません。 コレクション、あるいは通常使いにお勧めのオイルライターです。 　　※値引きはご容赦下さいませ。 ※プロフィールから他の出品商品も併せてご覧下さいませ。ご希望にかなう商品があれば幸いです。　(*´∀`)♪ #ロンソン　#オイルライター #WHIRLWIND #1940年代 #美品　#ヴィンテージ