シューベルト ピアノ・ソナタ第15番 ハ長調 D.840 「レリーク」 スヴァトスラフ・リヒテル (ピアノ) 録音:1979年12月17日、西ドイツ(ライヴ) この曲はシューベルトの生前には発表されることなく、第3楽章と第4楽章は未完のままとなっています。未整理の遺稿をシューマンが発見して世に出た経緯も有名な話です。完成している第1楽章と第2楽章だけで演奏されることも多いですが、リヒテルは遺稿のオリジナルのままで演奏しています。(第3楽章と第4楽章は演奏が途中で中断) なぜシューベルトが途中で投げ出したのかは今となってはわかりませんが、未完の作品であってもとても魅力的な作品です。第1楽章は非常にゆっくりとしたテンポ、第2楽章の深い悲哀には心を奪われます。ただし、ベートーヴェンのピアノ・ソナタのような構築性を求める方は拍子抜けするかも知れません。 日本でもシューベルトの名演を残した1979年の録音、この年はまさにリヒテル にとってはシューベルト・イヤーだったのでしょう。ライヴ録音ですが、雑音少なく、語りかけるように弾いてくれる雰囲気が好ましいです。 輸入盤【西独盤】盤面傷無し、プラケースすれあり 5 ＊まとめ買い値引き致します(例外もあります) 2枚購入→150円引き、3枚購入→300円引き 4枚購入→450円引き (まとめ買いは金額調整が 必要ですので事前にコメントをお願い致します) 10点以上のまとめ買いは、150円×点数の値引きを 致します。