曹大家女論語図会［女論語図会］ 【判型】大本1冊。縦255粍。 【作者】畑銀鶏作。中林子博書。村田嘉言校・画。 【年代等】文政12年12月刊。［大阪］加賀屋弥兵衛（松庇閣）ほか板。 【備考】分類「往来物」。曹大家作『女論語』を邦訳した和文『女論語』で、明暦2年刊『女四書』所収の『女論語』と同内容の本文に、近世後期の庶民風俗を多く採り入れた和漢の挿絵を随所に配置した往来。本文を小字・15行・付訓で記す。巻頭・巻末は多色刷り。当初は、本書（文政12年刊）を始め『曹大家女誡図会』（文政11年刊）、『鄭氏女孝経図会』（文政12年刊）、『明孝慈列女伝図会』（文政13年刊）の4冊が別々の単行本として出版され、天保6年に4冊揃いの『女四書芸文図会』として再刊された。 ★原装・題簽付き・美本。口絵等色刷り。【参考価格（初出品時の相場です）：日本の古本屋で、27,000円】。