北海道民芸家具の額縁です。 北海道民芸家具は、1964年創業の日本屈指の名門家具ブランドです。創業者である大原総一郎氏の父・孫三郎は実業家であると同時に美術収集家として活躍し、日本で最初となる近代西洋美術を展示する大原美術館を設立。その後、柳宗悦や濱田庄司と交流を深めながら父子で民芸運動の支援者となり、日本民藝館の設立に協力します。 総一郎は父の遺志を受け継ぐべく、北の大地で殖産振興と伝統技術を根付かせようと民芸家具の製作を決意し、北海道内の潤沢な樺の樹を主材に、多くの民芸家具を作り始めました。 樹齢150年の樺の無垢板を活かした丹精な家具づくりは、柳宗悦らの遺志をついで、用の美と質の高さで未だに根強い愛好者を有しています。 北海道民芸家具には人間国宝・芹沢銈介氏によるロゴが使われています。 本額縁は北民カラーと言われる濃いワンレッドで、がっしりとした重厚な造りで、和室だけでなく洋室にも良くマッチします。 30年ほど前の物ですが、ほとんど未使用で箱の中に保存しておりました。 写真の絵は台湾故宮美術館で求めたプリントを額の大きさに合わせて切ったものですが、ご希望があればプレゼントとしてお付けします。 (明仇英作 水仙臘梅 16世紀末) 大きさ:約535x408x24ミリメートル ガラス面:約472x348ミリメートル 裏面枠に1カ所ネジ穴があります。また、下部端に少し変色があります(写真6)。表面は傷はなく、色落ちもありません。 外箱の段ボールは傷んでおり、輸送用の資材とお考え下さい。
6860円
Generated by cloudfront (CloudFront) Request ID: ZkStN_et-DydUoHDVIKooiaKfNEdCemY1NmyjThr9Yec0Ty8dC_7ag==