昭和初期の神奈川県央の地形図。 現在の神奈川県厚木市、伊勢原市、秦野市、平塚市北部界隈が掲載されています。 小田原急行電鉄時代のもので現本厚木は「相模厚木」として、田んぼの真ん中でした。現本厚木よりはるかに栄えていた「愛甲石田」や、温泉もなく字も異なっていた「弦巻駅」。秦野から二宮へと延びる「湘南軌道」が健在時で、秦野～井口間までが収載されています。相模川の対岸には、当時の相模鉄道(後の国鉄相模線)寒川駅から(後の)西寒川駅経由で砂利を採取していたその先の"寒川村"四ノ宮地区へと伸びる引込線軌道の一部が記載されてます。 大山はケーブル開通前。七沢、飯山地区にも当時は温泉マークはありません。丹沢大山の山麓に点在する数多くの集落。その他にも合併で消滅した古い村や町などが随所に垣間見られます。 古い湘南、厚木伊勢原地区の地理の研究をされている方には貴重な資料となるはずです。 90年ほど前の物のため、劣化による一部破れや、一部赤と青の鉛筆による注釈や塗り分けをがされている部分がありますので、美品ではありませんので画像をご確認ください。 #ほかの「廃止私鉄関連品」はこちら #こだわりの旅行ガイド・地図はこちら #湘南軌道 #相模鉄道 #相模線 #小田原急行電鉄 #小田急 #大山 #丹沢 #塔ノ岳 #丹沢山 #大山ケーブル #砂利採取 #本厚木 #愛甲石田 #伊勢原 #鶴巻温泉 #相模厚木