映画史上、数多くの翻案がなされて来たエミリー・ブロンテの『嵐が丘』。リヴェットの長編第11作目となる当作は、その中でも『嵐が丘』の前半部分の極めて忠実な映画化(無論舞台はフランスの荒涼たる田舎に置き換えられてはいるが)という意味でリヴェット作品群の中でも極めて異色な作品として位置付けられる。特に他の映画版『嵐が丘』との違いは主人公たちを原作通りに非常に若く、つまり20歳前の思春期に設定したことである。そこからキャスティングされたファビエンヌ・バベ(カトリーヌ役)の不思議な美しさはリヴェットと女優との幸福な関係を語って余りある。一見して優秀な演出家の撮った端正な映画に見えるがしかし1つ1つのシーンを見ていくと、俳優の自由さを生かしたリヴェットならではの映画と了解できるのである。 (ジャケット文面より) ●スタッフ● 監督:ジャック・リヴェット 原作:エミリー・ブロンテ 脚本:パスカル・ボニツェール ジャック・リヴェット シュザンヌ・シフマン 撮影:レナート・ベルタ ●キャスト● ファビエンヌ・バベ リュカ・ベルヴォー サンドラ・モンテギュ オリヴィエ・クルヴェイエ 132分 1986年 フランス映画 レンタル落ちではございません。 自宅保管していた中古品で、ケースには薄い傷が少々ございますが、内容物は綺麗な状態で、動作も問題ございません☆ 中古でも他ではもっと高額で売られている為、値下げ不可とさせて頂きます。 希少 貴重 プレミア レア
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