ご覧いただきありがとうございます。 晴月作・水無瀬書体の特上彫駒です。 某オークションサイトで「黄楊」として出品されていたものを購入したのですが、木目とやや赤みをおびた色味、触った感じでは「斧折」なのではないかと思っています。 いずれにせよとてもいい音を響かせてくれる駒です。 また、柾目の美しさもこの駒の特徴です。 きれいな杢目が縦に並んでいます。 これが有名産地の黄楊材であれば、0がひとつ違うことでしょう。 晴月師を知らなかったので少し調べました。 「晴月（せいげつ）：初代は赤塚和子さん。天童の彫り埋め師。その後、中島清吉商店様の機械彫りの号でしたが2014年時点で若手駒師様の号として使われている...」とありました。 この駒に関してはおそらく中島清吉商店の時代のものと思われます。 40枚＋余り歩1枚です。 コンディションは概ね良好ですが、若干黒ずみが出始めています。 擦れば落ちそうですが、失敗して傷つけたら嫌なので試していません。（写真7枚目、8枚目など。） 使用に伴う凹みや欠けなどは見当たりませんでした。ほとんど未使用と思われます。（見落としもありえます。中古品ということでご了承ください。） 撮影に使用した平箱と将棋盤は付属しません。 写真10枚目に写っている（盤以外の）ものがすべてです。（駒一式・桐角箱・駒袋・保護用の布切れ） ご検討ください。 よろしくお願いいたします。 【出品メモ:Z1337_120】