川北 和明 (著), 伊藤 美光 (著) 　慣性量GD^2（ジーディスクエア）は機械設計を行う上で不可欠なポイントとなります。本書は下記の目次の内容でGD^2について解説した後、応用編でそれをどのように使うのかが解説されます。 　GD^2はよい機械設計を行う上で、重要なチェックぽいんとにもなり、機械設計に携わる人は本書を通してGD^2についての理解を深めて欲しいと思います。 <<　目次　>> I.　基礎編 １章　直線運動と回転運動の力学 ２章　基本的形状の物体と慣性モーメント ３章　各種形状の物体のGD^2 ４章　等価GD^2計算法 ５章　制御問題におけるGD^2 ６章　実験的手法によるGD^2の決定方法 II.　応用編 ７章　設計の進め方と実際 ８章　機械設計における計算実務の要点とその進め方 ９章　GD^2計算の進め方と実際 10章　等価GD^2計算法の実際 11章　GD^2に関する機械設計上の諸問題 モータを使った自動機設計者には必須・必読 参照・類似設計でなく、オリジナルの自動機設計に携わる、機械設計者に取って、モータ選定は、鬼門。皆絶対苦手にしていると思う。特に、必用な設計緒元、仕様、条件が、トルクや仕事量で出せるような場合はそう難しくない。リフターとかコンベア用なら、モータのカタログに書いてある通り設計手順に従えば良い。しかし、仕様を「慣性」で出さねばならないようなサーボモータの選定とか、円板カムをワンモータで同期させるような自動機の設計には、この本がバイブルとして何より役立った。 #機械設計#GD#慣性モーメント#モータ#川北#和明#伊藤#美光#サーボ