3150円
母親(2016年96歳没)存命中は毎年、10月頃になりますと、母親は来年の雛祭りの雛人形を和紙で作り始め、私は段・屏風など担当していました。そして、今頃(1月)は段や箱や道具の大きさが雛人形のサイズに合うか否かで険悪ムード・・・、これも懐かしい思い出です。 この険悪ムードの最たるものが「台」でした。母親の指示通りの長さで台を作りましても、お雛様の裾の広がりなどが大きくなり、台の踏み面と合わず・・・。腹が立ち、何台踏み潰したことやら(大人気なく反省しております)・・ その時の生き残りです。これは、かなり小さめのお雛様用の七段です。もし、このような小さなお雛様をお作りになっている方どうぞ。 商品の状態は、古品未使用です。 縦横高さは242✕154✕163㍉ 七段飾りを乗せてある黒塗りの板の縦横厚270✕180✕7㍉ 踏み面の最上段は屏風の関係もあり60㍉以外は30㍉程度。 参考として、踏み面の大きさ感覚に500円硬貨や100円硬貨を置いておきました。 段の踏み面と蹴上は赤の縮緬で覆ってあります。蹴上は最下段は43㍉以外は19㍉程度。 踏み面や蹴上には再利用のボード紙を使っておりましたので、多少の汚れ(内側画像)などがありますが、内側ですので外観には影響はありません。また、数十年前に作成したものですので、経年の古めかしさもあります。 前回出品しました七段飾りの台とほぼ同じ寸法ですが、左右側面の縮緬のまとめ方などが改良され、下に黒塗りの板が取付けてあります。 牛車は幅が少しだけ大きいため取り外すか、台の両脇を2㍉ずつ切断すればいいと思います。